Table of Contents
いま抱えている悩みは何なのかということと、
歴史を俯瞰してみてよく知ることによりお悩みを軽くしてくれる本です。
歴史思考とは
【意味】
歴史を通して、自分を取り巻く状況を一歩引いて、客観的に見ること。【効用】
あなたを苦しめている「当たり前」が当たり前ではないことに気づき、目の前の悩みから解放される。
本のカバーの裏にある注釈です。
この本の要約でもあります。
わたしのこの本の要約は以下のとおりです。
この本をひとことで言うと
悩みのほとんどは、自分という曖昧模糊なものが持つ信念というものと、長い歴史の視点からみれば、移ろいゆくものである一般常識とのズレから発生する。
それはまるで、伸び縮みする定規で長さを計っているようなもので答えは出しようがないのだからそんなに悩む必要はないんだよ。
歴史的偉人のエピソード
- チンギス・カン
- イエス・キリスト 孔子
- マハトマ・ガンディー
- カーネル・サンダース
- アン・サリヴァン
- 武則天
- アリストテレス ゴータマシッダールタ
武則天以外は知らない人を探すのが難しいほど
歴史上の超有名人ばかりですね。
その名前は当たり前に知っていて、これこれをした人
ということまでは多くの人が知っていると思います。
ですが、実際の人物像となるとそんなによくは知らないという
人がほとんどではないでしょうか。
ガンディーがもともとは評判のよくない弁護士で、
スーツを着ていたとか私はまったく知りませんでした。
アン・サリヴァン先生は奇跡の人ヘレンケラーの
家庭教師として有名な人ですが、「奇跡の人」が実は
ヘレンケラーではなかったというお話しには驚愕しました。
僕らの「当り前」は非常識
筆者は性的な問題、社会の価値観、稼ぐ人が偉いという価値観、命の価値観について
の現代の価値観が、当たり前とされている期間は、歴史上で言うと極めて短いといいます。
現代ではアブノーマルとされていることが、常識とされていた期間の方が長かったということですね。
「常識を疑え」「常識というものはあってないようなものだ」というのがこの本の本質だと思うので、常識の裏返しである「非常識」という言葉の選択は妥当なのかちょっと頭が混乱してしまいます。
【きょうの料理】
鶏手羽もとのさっぱり煮、きゅうりと南京とともに。
フライパンでこんがりさせた手羽もとに、レンチンした
きゅうりと南京を加えて、お酢大さじ3、酒大さじ2、
しょうゆ小さじ1、てん菜糖大さじ1とともに煮詰めます。
あっさり夏向きの味付けです。
手羽もとは美味しいですが、食べづらい。
もっと食べやすくなるカットの方法を
模索中です。