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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
先日税理士会の役員会で、役員同士の顔合わせの懇親会があり、隣席となった若手の先生と楽しくお話しすることができました。そのお話しのなかで、最近は税務署に新人の職員が多いという話題になりました。

それを言ったらおしまいだよ
最近、その先生の顧問先の法人の税務調査があり、臨場調査の終盤、年配の側の調査官が「(実地調査の訓練には最適な)標準的な会社なので来させてもらいました。」と発言したそうです。それは口にしてはならない言葉じゃないのかと先生は憤りを感じたそうです。
その発言が、なんらの非違事項の着眼点もなく、ただ新人育成のためだけに納税者と顧問税理士の貴重な時間を奪ったという意味だということを担当官は分かっていなかったようです。
調査を受ける側のストレス強度
納税者にとって、税務調査は調査をする側の想像以上に、ストレスを伴います。
事前通知の電話連絡があってから、調査が完結するまでのあいだ、税務署の腹積もりをずっと想像し続ける重圧は相当なものです。
納税者自身が真面目で、抜かりなく適正な申告をしている認識があればあるほど、何を指摘されるのかという不安にさいなまれることになります。そのことを気に病んで、体調を崩してしまいかねません。
納税者が、悩みに悩んでいた調査の目的が、ただの新人育成プログラムだと聞いてしまったら、それこそ納税者の憤激をかって、苦情につながりかねない事態となるでしょう。
担当官もつい、気が緩んで口にしたのでしょうけれど、納税者と税理士に不信感を抱かせたのは事実です。
立場が変わるとよく分かる
調査をする税務職員にとっては、何十件もの調査事務のうちの1件の処理に過ぎないのかも知れません。ですが、納税者にとっては大きな代償を払わなければならない大事(おおごと)なのだと、納税者の身になって認識していただきたいものです。
このお話しを伺って、自分は税務職員時代はどうだったかと考えてみました。調査があると聞いて嬉しいと思う納税者がいる訳はなく、嫌な思いをしているだろうなという考えは常に持っていました。私はずっとそんな考えでしたから、調査は好きではありませんでした。
今は、調査を受ける側の代理人という立場ですので、納税者の心情がよりよく感じられるようになりました。調査に限らず人と接する時には、相手の身になるということを常に忘れないようにしたいものです。
相手の身になって接することを忘れなければ、人間関係のトラブルはほとんど霧散してしまうのではないかと思うのですが、なかなかそうはいかないでしょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【きょうの料理】
マーボー豆腐です。レシピを見ると、豆板醤と甜麵醬と、あれば豆鼓醬などとよく書かれていますが、豆板醤はともかくとして、甜面醤や豆鼓醬なんてまったく使う機会がないのですよね。ですから、豆板醤と白みそでやってみました。
