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どこまでまかせてもらえるかの間合いの取り方 相続税理士のジレンマ

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どこまでまかせてもらえるかの間合いの取り方 相続税理士のジレンマ

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

相続税理士にもそれぞれだとは思いますが、私の場合先輩税理士からの外注で相続税の申告書作成の仕事をいただくことが多いです。

胴元の税理士先生によって間合いの取り方を考えなければならないことがたまにあります。

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資料収集は大事

相続税申告のお客様がその先生の顧問先の場合、相続税の申告に必要な資料だけをいただいて、申告書を作る場合もあります。

相続税の申告書作成は基礎資料の収集がすんなりと済めば、あとはお客さまへの内容説明と確認くらいなので、資料収集はとても重要なポイントとなります。

その資料収集の際のお客様とのやりとりを、胴元の税理士先生が担ってくれるかどうか、その間合いの取り方が難しい場合があります。

先生の性分による

全部自分を通してでなければならない先生については、こちらがお客様と接触することはほとんどありません。

反対に居のいちばんに顧問先であるお客様との顔合わせをした後は、全部こちらにおまかせという先生もいます。

完全に仕切ってくれるか、おまかせか、はっきりとしていれば、こちらとしては対応がしやすいのです。

難儀なのはその中間で仕切ってくれるのかと思っていたらそうでもなく、なかなか資料が揃わないという場合があります。

顧問先との関係性

胴元の先生とその顧問先とはいっても、いろいろと関係性があります。

顧問先の法人なり個人事業主なりがその開業当初から胴元の先生が関与税理士だったということはむしろ希で、引退した先代税理士から引きついだ顧問先で、その事務所の従業員のほうが顧問先とのつきあいが長いということがよくあります。

胴元の先生が従業員に気を使って、その顧問先の事についてはあまり口出ししない、できないということもあるようです。

また、お客さま側も税理士よりも従業員のほうをより信頼している場合もあるようです。

自分ができる範囲を広くする

そんな関係性のなかで、相続税の申告書作成を任されるので、その辺りの人間関係やお客様と担当従業員との親密度などを察知しなければなりません。

いちばん良いのは、依頼を受けてすぐに私が直接お客様と連絡が取れるように持っていくことです。お客様と直接接したほうが、お客様の考えを直に感じることができますし、財産の申告漏れ防止にもつながります。

自分が制御できる範囲をできるだけ広げておけば、後々のながれがよくなります。なかなか思いどおりにはいきませんが・・・

さいごまでご覧いただきありがとうございました。

【きょうのリラクゼーション】

車で移動中の信号待ちの時に、ふと手を後頭部で組んでみたのですが、妙にリラックスした心持になれました。

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PIXABAY

理由は分かりませんが、肋骨が大きく開くので、呼吸がしやすくなるのと後頭部への刺激が効いているのかも知れません。

だまされたと思ってちょっとやってみてください。

【きょうのスイーツ】

ホケミのケーキです。ホットケーキミックス80g、粒あん150g、レーズン、卵1個、ブランデー、インスタントコーヒー、オリーブオイルを混ぜて型に入れて200℃で10分、180℃で25分焼くだけ。

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