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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
今、「スマホより読書」(藤原正彦著)をオーディオブックで聴いています。国語力なくして国力なしであるとして紙の本の読書を強く推奨している本です。
☞ DX(デジタルトランスフォーメーション)化によって失われるものとは?

教科書もデジタル化
国策としてDX(デジタルトランスフォーメーション)化が推進されており、税務申告においてもデジタル化、ペーパーレス化がすすめられているのは周知の事実です。
申告書の提出も紙では受付印の押印まで廃止されて、紙提出では提出の証を得ることができなくなってしまいました。
義務教育の現場でもデジタル化の波が押し寄せているようで、小学生にひとりひとりタブレット端末が配布され、教科書も近いうちにデジタル化が検討されているそうです。
教科書のデジタル化について筆者が特に問題点として指摘しているのは、デジタル教科書では実体がなくなり「目にとまらなく」なってしまうことだと言います。
目にとまらないものは気にならないから、自発的な学習から遠のいてしまうということですね。
kindleで実感
私は以前はタブレットで電子書籍kindleをサブスク契約をしていました。
3年ほど契約をつづけていましたが、本の実体がなく目にとまらないので、ついつい読みそびれているうちにほとんど読まなくなってしまい解約してしまいました。
電車通勤で紙の本を持ち歩くのが、重たくて苦痛などの理由があれば読んでいたかも知れませんが、とにかく目に入らないので読まなくなったというのが本音です。
これと同じように教科書も紙の本としての実態があるからこそ、ちょっと勉強しようかと開いてみる気になるもので、タブレットを起動しなければ見えないとなると気にも留めなくなることは明白です。
現代はそうでなくても、SNSやスマホゲームなどの魅力的な誘惑がそこら中にあって、時間はあっという間に過ぎてゆきます。
SNSやスマホゲームが将来のなんらかの糧になるのであれば、どんどんやればいいのですが、残念ながら、何の役にも立たない時間の浪費に過ぎません。
大丈夫なのかちょっと不安に
なんでもかんでもとにかくデジタル化という事態になっているようです。
デジタル化を逆手にとられることがないのかと、心配になっているのは私だけではないでしょう。
【きょうのお仕事】
被相続人が金庫に保管していた書類一切をお預りして整理しています。遺品のなかでも処分するのに困惑することナンバーワンが「書類」だそうです。不要な書類は自分できちんと処分しておく習慣をつけましょう。自戒を込めて。
【きょうの料理】
蒸し野菜にパウチのバターチキンカレーをかけ回したもの。辛みが適度に抑えられ、思いのほか美味。

【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。
