当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
私が税務署を退職して開業税理士となってから、3年半になる相続税専門の税理士です。時が過ぎるのは早いもので、あっと言う間に過ぎた3年半でした。あっという間ではありましたが、確実に経験は積んでいますので、仕事のこなし方はずいぶん慣れてきたように感じます。
受任から完結までの段取り
主な業務としては、相続税の申告書作成業務ですが、土地や有価証券などの財産評価業務を受けることも頻繁にあります。
開業当初の頃は、仕事の段取りが頭に入っていないので、お客さまへの対応にあたふたすることがよくありました。
相続税の申告書作成であれば、最初の面談でその日に準備できている資料を参考にできる限りのヒアリングを行って、相続人間での遺産分割の意向を伺います。その場で不足している資料とがあれば追加で依頼します。
追加資料が届いたらまずは財産明細表を表計算ソフトで作って、それを税務ソフトで申告書を作成し、原始資料と照合してチェックします。
一度お客様に申告書案を提示して内容を説明し、念のために確認しておくべきことをヒアリングして、訂正があれば訂正して煮詰めていきます。そして最終的な申告書案を再度お客様に説明して、問題がなければ、お客さまへ相続税の納付書をお渡しして、当方では申告書を提出して、申告書の受付書(電子申告の場合には受信通知)と税理士報酬の請求書をお客さまへ渡せばひととおりの業務終了となります。
申告書の作成の依頼を受ける段階ですでに遺産分割の話はついているという場合もあれば、遺産の争奪戦になってしまっていてなかなか収集がつかない場合もあります。それから資料の提供が極端に遅い場合もあります。
相続税の申告書の提出時期も税理士によってまちまちで、早めに出してしまう人もいれば、必ず申告期限の日に出すという人もいます。そのことについても、開業当初には迷いましたが、今は出せるのであれば早めに出してしまうことにしています。
期限がまだだからと高を括っていると、申告期限間近になって他の急な案件が入ってきたりしますので、できることはやっておくように心がけています。
そのひとつの仕事の完結までのながれをスムーズに進めることができているなと実感できるようになってきました。何ごとも慣れですね。
ただ、車の運転でも慣れてきた頃がいちばん危険と言われます。
何でも慣れてくると、注意力が落ちてしまって、思わぬミスをしてしまいがちなものです。その落とし穴に落ちないように、気を引き締めて仕事をこなしていきたいものです。
【きょうのラッキーさん】心理カウンセラーラッキー
職場の人間関係解消法
- 相手をよく観察すること
- 大切な人との時間を大切にすること
- 雑談を大切にすること
【きょうの料理】
タラのコーンクリーム煮です。