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デジタルインボイスなるもの やらなければできなくなる

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デジタルインボイスなるもの やらなければできなくなる

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

毎月開かれる税務署OB会でデジタルインボイスをテーマとした講演がありました。

☞ 銀行の窓口も自動化

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人の手を介さない

デジタルインボイスとは、請求書の情報を、売り手のシステムから、買い手のシステムに対し、人を介することなく、直接データ 連携して自動処理される仕組みのことです。

現在は請求書が紙ベースがほとんどで、電子送信しているとしても、売り手からPDFファイルやCSVファイルを買い手に送信して、ファイルの内容をもとに人が処理を行っています。

紙で郵送されるか、電子媒体で送信されるかの違いであり、送信内容の処理自体は人がしなければならないという点においては同じことなのです。

それがデジタルインボイスになると、請求書を受取ってからの処理が自動化され、人がなんらの手を加えることなく帳簿に反映されるという夢のような仕組みなのですね。

「よいことばかり」ということはない

自動化されれば、その手間が省けますから確かにそれはよいことのように思えます。

その処理をする仕事に従事している人が要らなくなるということと、

しかし、人間は自動化されてしまった部分については、もう認識することがなくなります。そこで何が行われているのかあずかり知らないことになってしまうのです。

ものごとには必ず両面があって、よいこと尽くしということはありません。

クルマ業界でも自動運転のクルマの開発が段階的に進められてゆくようです。

すべてのクルマが自動運転になってしまったら、職業運転手が必要なくなるだけではなく、純粋に運転することが好きな人が運転を楽しむことができなくなってしまいます。

このことは、自動車が普及したら馬が必要なくなってしまうと憂いていたことと同じことなのかも知れませんが。

【きょうのスイーツ】

米粉のたい焼き。

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【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889

国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。

事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。

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