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当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。
相手がお客様の場合でも家族の場合でも、話を聞いていると、「それはこうすればいい」と自分の考えを言いたくなることがよくあります。でも、自分の考えを言ってしまってよい結果となった試しがありません。
聞かれていないこと
相手がこちらに助言を求めていないのに、「それはこうすれば・・・」とこちらから助言をするのはただのおせっかいになってしまうということです。
相手にしてみれば、そんなことはあなたに尋ねていないよと思います。
相手が求めていることではありませんから、聞く耳ももっていませんので、うっとおしいと思われるのがオチです。
結果的にいらぬ助言は損失になってしまいます。
これこれについて、どう思いますがと相手から助言をもとめられたことに、お応えすればそれでいいのです。
優位性の保持目的
相手へのいらぬ助言をしたくなるのは、それを言って相手に「そんな助言をしてくれるあなたはスゴイ」と思われたいという感情があるからです。
それは、相手に自分の優位性を示したいということでもあります。
ところが、いらぬ助言をされた相手は「あなたはスゴイ」と思うどころか劣等感を持ち、場合によっては反感を持つことになります。
いらぬ助言は言えば言うだけ相手との関係性を悪くしますから、大いなる損失なのです。
ぐっとコラえる
そこでとり得る方策としては、相手にいらぬ助言をしたくなったら、ぐっとコラえることです。
ほんの数分間でも言いたい感情をコラえていると、関係のない別の感情がやってきます。するとその感情に言いたい感情が紛れて薄くなり、さらに数分すれば何を言いたかったかことさえ忘れるほどに、言いたい感情薄れてしまいます。
そうすることで他人様とのよい関係性を保つことができるのです。
何か相手に指摘したくなったら数分間、ぐっとコラえましょう。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
【きょうの料理】
丸亀市の九州筑豊ラーメン「山小屋」の昭和ラーメン。山小屋ですけど、注文はタブレットで、支払いはセルフレジでした。
【相続税専門】岡田隆行税理士事務所 ℡087-816-8889
国税での32年間の資産税事務経験を活かして、相続税に関するサポートに尽力します。
事務所は高松市国分寺町、趣味は料理とバイクです。