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ツーリングが観光を導けるのはいつまでか?

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ツーリングが観光を導けるのはいつまでか?

おはようございます。税理士の岡田隆行です。

日経新聞が一面の左半分を使って、コラム「データで読む地域再生」の記事で「ツーリング観光導く」が掲載されていました。バイクをからめた旅行、観光需要、地域経済についての記事ですから、純然たるバイクの記事とは言えませんが、一面の半分を割くほど経済効果があるのでしょう。

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目的地は石川県

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羽咋市ホームページより

ツーリングの目的地として設定された人気のスポットとして、石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」が取り上げられていました。砂粒が細かいことから、タイヤが砂に埋まることなく、波打ち際を全長8キロメートルにわたって、オンロードバイクでも走行が可能な砂浜です。

私も750CCのオンロードバイクで走ったことがあります。走った感触はふわふわしていて、とても気持ちがいい。日本海の水平線を眺めながら砂浜をバイクを走らせるなんて、完全な非日常ですよね。この感情を味わえるのですから、人気スポットなのもうなずけます。ただ、クルマやバイクが多くて、走行には気を使いますが。

駐輪するにはあるアイテムが必須

千里浜なぎさドライブウェイで、ちょっと波打ち際にバイクを停めて記念写真を一枚と思って、スタンドを立てようとすると、そこでフリーズしてしまいます。バイクのスタンドの先っぽが砂にめり込んでいくからです。いかに引き締まった砂浜とはいえ、バイクのスタンドまでは受けとめてくれません。

そこで必須なアイテムは「コースター」です。紙製のもありますが、木製のものがおすすめです。木製コースターを懐にしておけば、記念写真を撮ろうとしてバイクが転倒・・という事態は防げます。転倒しても砂浜なので、バイクに傷はつかないと思いますが、メンタルが傷ついてしまいます。

千里浜だけじゃない

自動車専用道路ですが、金沢市から羽咋市にかけて西に日本海を望みながらのストレートロードのと里山海道も走り甲斐のあるステキな道です。約30キロメートルの間、ほとんど直線の道が続きます。

自動車専用道路と聞くと四国人は「単調ですぐにトンネルばかりのつまらない道」をイメージしてしまうのではないでしょうか。のと里山海道を走れば、こんな直線の道もあるんだね~とある種の衝撃を受けること請け合いです。

ツーリング観光の将来性

記事によれば、20年前に38歳だったバイク購入者の平均年齢が、2022年には54歳になっているそうです。そして記事の締めくくりは「購入者は金銭的に余裕のある世代だから更なる需要喚起が期待される。」

今後5年程度は、こういった需要が続くのかも知れません。もっと先の未来にはどうなっているのでしょうか。それとツーリングは家族とともに行くということがあまりないことも、そんなに需要が伸びるのかと疑問です。

現在の購入平均年齢はともかく、問題はその平均年齢の伸び方にあると思うのは私だけではないはずです。20年の間に16歳年齢が高くなっています。想像ですが、20歳高くならなかったのは、60代を超えた世代がバイクを降りてしまい、分母が減ってしまった結果として16年で留まったからではないでしょうか。平均年齢の伸びは鈍化しつつ、バイク取得者の分母が減ってゆくのではないかと思うと、寂しい気持ちになってしまいます。

寂しい気持ちになっていくら悩んでいても、何にも得るところはありません。人口減少社会では当然のながれと事実を事実として静観するほかありません。私にできるのは、今日もバイクを楽しんで一日を過ごすことしかないですよね。

【きょうの料理】

ホッケの開きと恵方巻きです。ホッケは焼いただけ、恵方巻は切っただけです。恵方巻きは丸かぶりするのがセオリーなのに・・と思われるでしょう。きちんと味わっていただかないと、もったいないような気がしたので、家族の同意を得てカットしました。

ehoumaki

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