所長のブログ 岡田隆行税理士事務所

ありがとうございます。相続税に特化した税理士事務所

Home » 日常のこと » ごきげんに過ごす方法 » 「正しさ」について 人それぞれに「正しい」がある

「正しさ」について 人それぞれに「正しい」がある

calendar

reload

「正しさ」について 人それぞれに「正しい」がある

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

「正しさ」の正解はあるのか、とよく考えます。

もっと楽になれる?

他人様のしていることについて、「こうすれば、もっと楽になれるのにな」と思うことはよくあります。また、「あいつはここがなっとらん!」というお話しも耳にすることがあります。

気をつけなければいけないのは、その事を言葉にしてしまうとたいていトラブルになってしまうことです。

人は自分が「正しい」と思うことを行動に移して、日々を過ごしています。たとえそれが、世間一般的には正しくないようなことであっても、なんらかの理由でその人にとっては「正しい」ことなのです。

それは、人それぞれに「正しさ」にはズレがあるということです。朝になると自然に太陽が登ってくるのと同じように、人と人との「正しさ」にはズレがあるのが自然なのです。

ですから、他人の行為に腹を立てるのは、「何で朝になったら、朝日が登るんだ!」とか「何で、夕方になったら日が沈むんだ!」とか言って腹を立てていることと同じだと言えます。その人はその行為が正しいと考えてやっていることですので、それをとがめても仕方がありません。

「人を動かす」の本質は

デールカーネギー著「人を動かす」は自己啓発本の草分けとして、余りにも有名な書籍です。この本の批評の中に「人にうまいこと言って、自分が都合のいいように他人を操る手法を説いたものだ」といった内容のものがありました。

私はそうとは捉えていません。

「人を動かす」は膨大な数の人間関係の実際のエピソードをもとに、人間の心の本質とはこういうものだということをまず説いています。その人間の本質を理解した上で、こういった対応をすれば、相手と自分にとって最良の結果を得ることができるでしょうという道筋を示しているのです。

人と人との「正しさ」のズレがストレスを生んで、そのストレスがもとで種々の病になる人が山ほどいる。他人の行為を否定することで、他人を変えることは絶対にできない。

これは、自分に最も身近な家族についても同様です。

人はそれぞれなんだ、ということを前提に生きた方が、スムーズに楽に生きられる。

私はそのように考えて、他人の行為には口出ししないように心がけています。

【きょうの仕事】

本年分の贈与税申告の案が完成したので、レターパックで郵送しました。

【きょうの料理】

豚バラと茄子・南京のグラタン風です。具材にかけたものは、玉子2個と長芋のすりおろし、ピザ用チーズです。ホワイトソースを使う場合に比べ、カロリーはかなり低めに抑えられます。今ある具材の組み合わせで、結構色々、面白い料理ができます。

gratin
PAGE TOP