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時間の経過を期別の差で実感したこと 数値化の重要性

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時間の経過を期別の差で実感したこと 数値化の重要性

 

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

きょう知り合いの税理士先生の事務所に、若手の女性税務職員が税務調査に来訪したそうです。高校を卒業し、国家公務員Ⅲ種試験に合格、税務大学を修了して、税務署へ配属されて間もない1年生職員で、普通科(Ⅲ種)の期別は82期生だそうです。

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時間は確実に経過

私は普通科48期生ですので、その若手職員の34年先輩ということになります。ということは、私が34歳の時におぎゃあと生まれた赤ん坊が、もう税務職員として働く年齢に達しているということです。

当たり前のことなのですが、毎年毎年必要数の税務職員が養成されて、税務署に配属になっているのです。まったくそんな意識はないのですが、確実に毎年毎年自分も歳を重ねていっています。

数値化でリアルに認識

私は今年で56歳になりますが、30歳代くらいの若い頃からそんなに歳を食ったとことを実感していません。

日々の生活においては、30歳代の感覚のままで時間が過ぎていっているという意識なのです。ですが、実際には筋力や視力など身体的な衰えていることは事実です。日々徐々に減退していっているものだから、実感を得にくいのでしょう。

ところが、きょう「普通科82期生」という数字を聞き、自分の期別と比較して自分は34年も年長であるということを実感しました。

ふだんは、ぱっと見の見た目で、「若い」とか「同世代」とか「年配の方」などと大雑把にぼんやりと分類しているので、時間の経過を実感することはあまりありません。

それが数値化されると、突然現実世界に引き戻されたような感覚に陥ります。

「あと何年」とは考えない

そうして、時の経過を実感はするものの、あと何年仕事ができるのかとか、クルマに乗れるのかとか、「あと何年」と考えることはやめました。

残された時間を意識して嘆息するのではなく、今があることに感謝して、今できることに意識を向けるようにしたところ、ずいぶん楽になったような気がしています。

嘆息するのは、「今後がどうなるのか」と未来に意識が行ってしまっているからです。今に集中すると、将来のことを憂うことができなくなります。人間は一度にひとつのことしかできないように設計されているので、そのようになるようです。

未来に意識を向け過ぎて不安に感じたところで、何も得るものはありません。それよりも、今自分が自分でいられることに感謝しつつ、今自分にできることは何かに常に集中していると、未来が気にならなくなり、そうするうちに時間は過ぎて未来がやってくるという流れが理想なのだと私は今思っています。

【きょうの良事】

株価評価の報告書を郵送したら、お客さまから感謝の電話をいただいたこと。

【きょうの料理】

レンチンして蒸した鶏むね肉とダイスカット大根にレトルトパウチのカレーをかけたものです。これはカンタン。

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