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悩みはただの思いこみ

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悩みはただの思いこみ

おはようございます。税理士の岡田隆行です。

いま悩んでいることは、必ず解消されますから悩む必要はありません。

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外壁の塗り替えで悩んでいた

わたしは一時、自宅の外壁の塗り替えをしなければならないことを悩んでいました。外壁のボードの継ぎ目の目地剤が硬化してきて、ひび割れがしているのをいつも気に病んでいました。もう築20年になるし、色もあせてきたし、北側の壁はコケなのかカビなのか緑色になっているしもうそろそろ塗り替えしなければならないのかな等々とずっと頭を悩ませていました。

そうやって、外壁のことを常に気にしているものですから、新聞広告で外壁塗り替えは15年に一度が常識、などと書かれているのが目についてプレッシャーを感じていました。あの広告を見ていると、あたかも15年たったら住めなくなってしまうとか、家が崩壊してしまうようなイメージを持ってしまいますがそれは錯覚です。15年たったらみんな塗り替えしていますよという同調圧力でもあります。ご近所はみなさんやっているのに、うちだけはやっていないという威圧です。圧力は目に見えませんが、じぶんで勝手に感じてしまっています。

悩みの原因は何か

でも、冷静によくよく考えてみるに、家を何のために購入したのかといえば住むためです。住むための家であり、住めればそれでいいのです。見栄えのための補修をするために家を買ったわけではありません。もちろん、必要な補修はしなければなりませんが、それは必要最小限に留めておけばよいことに気がつきました。

税務署時代の大先輩がその昔に新築をされたのですが、築30年を待たずに建て替えのために取り壊してしまいました。築30年弱となると今の家ですと、あと10年もないわけで、そんな短い期間のために補修に大金をかける必要はありません。

寿命が延びてきており、あと何十年住まなければならないか分からないという不安から、補修をするという理由も分かります。ですが、本当にじぶんとおくさんが今の家に住む時間はあと何年かと考えてみると、今の家に固執する必要はまったくないのです。もっと市街地のマンションに住み替えるなど、選択肢はいくらでもあるのです。そうであれば、現在の家にそんなにお金をつぎ込む必要はないではないかと気がついてからは、外壁のことで悩んだことはありません。

固執するが故に悩みが発生する

そこでまた、気がつくのが「では、あの外壁のことで悩んでいた時間は何だったのだろう。」ということです。考え方をちょっとだけ柔軟に変化させるだけで、まったく違う世界が現れてそれまでの悩みは煙のように消えてしまいます。

「悩みというものは何かひとつの考えに固執しているが故に発生するものだ!」

そう唱えていれば、悩みの大半は炎天下の水たまりのごとく消えてしまいます。

☛ 歴史を知れば悩み吹っ飛ぶ

【きょうの料理】

デパートの最上階にあるお寿司屋さんのにぎりです。
忘年会つづきで外食がつづいています。
コロナが落ち着いてきて、会食がずいぶんと行われるようになってきました。とても喜ばしいことですが、料理の調理が何日もできないのはつらいです。

sushi

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