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イケダハヤトさんの著書「武器としての書く技術」のなかで、
書くことは自己表現で自分のコンテンツになるというお話がありました。
その視点で考えてみれば、お料理も立派な自己表現、創作活動のひとつです。
書くことも料理も「自由」
料理はレシピどおりに作る必要はありません。
レシピと少しでもちがう料理は、当然オリジナルでしょう。
またたとえ、まったくレシピどおりに作ったとしても、
その日の気温、湿度、素材の状態、調味料、調理器具、火加減、手際のよしあし
などなどで完全に同じ料理・結果ができることはありません。
そうすると、自分が作った料理は完全なオリジナルの料理だといえます。
毎日、三度三度のごはんをつくっているひとは、
年間1095食のオリジナル料理を作り出し続けているということになります。
その料理を記録するだけでひとつのコンテンツになります。
これはスゴいことです。
だれでも、オリジナルのコンテンツを作り続けられるという好例です。
すべては模倣をベースにしたオリジナル
書くことも、料理も根底は同じことです。
先駆者の残したものが素地にあって、それに自分の考えつけ加えたものが新しいものとして認知され、その新しいものがまた素地になって発展してきたという面で。
ですから、自分が何か革新的な「大発明」をする必要はなくて、先駆者の残したものに手を加えてコツコツ創作を続けてゆけばそれが成功なのです。
【きょうの料理】
なんきんのたいたん と 塩サバのやいたん。
”たいたん”と聞くと土星の惑星が必ず脳裏をよぎります。
レンチンしたなんきんを、少し煮詰めた煮汁にからめたなんきんのたいたん。
塩サバは切れ目を入れて、オーブントースター180℃で10分くらいでできあがり。
塩サバは瀬戸内の塩を使ったノルウェー産のものですが、
ひときれ概ね190円程度で、常に安定供給されています。
お値段リーズナブル、調理も簡単、ヘルシーな青魚(ドコサヘキサエン酸)
なのでおすすめです。