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「読む」という能動的行為で得られるもの

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「読む」という能動的行為で得られるもの

当ブログをご覧いただきありがとうございます。税理士の岡田隆行です。

先日、宮脇の本店で求めた齋藤孝さんの「知的生活のすゝめ」に読書の効能が書かれていたので、久しぶりに小説を読んでみました。角田光代さんの「八日目の蝉」。

☞ スマホに人生を奪われていないか?知的生活のすゝめ

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自分が映画の中にいる感覚

小説を読むとき、人は頭の中で映画を撮っている

齋藤孝「知的生活のすゝめ」

あらためて言われてみると、その通りです。小説は文字の羅列である文章なので、そこに書かれている意味を読み取って頭の中でそのシーンを想像して映像化して読み進めてゆきます。読解力と想像力がなければ成り立たないメディアなのです。

著者の頭の中の映像が文字・文章に変換されて小説となり、その小説を読む読者の頭の中に著者の頭の中の映像を再現する行為とも言えます。著者の頭の中の映像と、読者の頭の中の映像とがまったくシンクロするということはあり得ません。たとえば、部屋の中の描写にしても小説のなかで表現されているのは、ほんのわずかな情報だけでそれ以外の状況は読者の想像力の範囲内で再現されているのです。表現されていない部分は読者の想像力でカバーされるのです。

読書はそれ自体が人間によって行われる最高度の知的活動であり、受動的どころか非常に能動性の高い行為なのです。

齋藤孝「知的生活のすゝめ」

小説の世界に意識的に没頭してみる

あなたは、「八日目の蝉」を読んだことはありますか?不倫相手の赤ちゃんを誘拐してしまった女性の3年半の逃亡劇とその赤ちゃんが成長してからの後日談と言う構成のサスペンスです。

序章のさわりの部分を読んでみました。小説に描かれているシーンを意識して想像して読んでみるのと、ただ文字を追って読んでいるのとでは確かに頭の中の反応が違うの分かります。意識的に没入して読んでみる、また、音読してみると読んだ後にある種の爽快感があります。これは読書に没頭している間、そのほかの雑念が追い払われているからなのでしょう。

筋トレでもそうですが、鍛えようとしている筋肉を意識するのとしないのとでは、効果がまったく異なります。小説を読む時にも意識して読めば、その面白さをより実感できます。これは、あらゆることに応用できそうですね。やはり読書は勉強になりますね。

【きょうのお仕事】

去年の8月から携わっている案件がようやく落ち着きそうです。早い案件はあっという間に済むのですが・・・いろいろな事情があるのですね。

【きょうの料理】

牡蠣のスパイスカレーです。いただき物の牡蠣を冷凍しておいたものです。貝類は冷凍してもあまり変質しないのですね。アサリなど生きている貝は冷凍してもそのまま生きているそうです。「なに食べ」でシロさんが言っていました。スパイスカレーですが、具材の野菜(玉ねぎ、ニンジン、大根)を適当にカットしてやわらかくレンチンしてから炒めると、超絶時短になります。

レンチン野菜を炒める→スパイスを加える→スープ(だし汁)を入れて煮立てる→ハンドブレンダーで粉砕→塩と砂糖で調味する→別に火を通しておいたメイン具材(今回は牡蠣)を入れて温める→完成!!

レンジって偉大ですね~

kaki

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