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贈与をしても感謝されないことを予測しておくこと

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贈与をしても感謝されないことを予測しておくこと

おはようございます。税理士の岡田隆行です。

きょうは確定申告相談の周知会でした。資産税の審理専門官の言葉が印象に残りました。

「財産を贈与をした人が思うほど、贈与を受けた人はありがたみを感じていません。」

☞ 恩知らずを気にしないこと

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財産をもらったことを忘れる

贈与税は大まかに2種類あり、ベーシックな「暦年課税」と、特定の贈与者からの贈与財産を、その贈与者が亡くなった時の相続財産に加算するという「相続時精算課税」とがあります。特定の贈与者からの贈与について「相続時精算課税」を選択すると、その贈与者からの贈与については永遠に「相続時精算課税」の制度によって贈与税の申告をしなければなりません。

それなのに、贈与を受けた本人が「相続時精算課税」を選択したかどうか忘れて誤った申告をするケースが見受けられるそうです。わたしも覚えていますが、贈与税の申告に来るのは申告義務者である贈与を受けた人ではなくて、贈与をした人がその大半を占めていました。

感謝を期待しない

贈与をした親御さんはもうリタイアしていて時間があり、贈与を受けた子供さんは現役世代で申告会場へ行っている暇がないというのも理由のひとつなのでしょう。また別の理由として、財産を贈与してもらってもそれほどありがたみを感じてはいないということです。

生んでもらって、何十年も育ててもらったうえに財産までもらっているのに、そのありがたみをあまり感じないとは、なんて人間は恩知らずにできているのでしょうか。じぶんをかえりみても、身につまされる思いで一杯ですが、親への感謝ができていないなとほんとうに思います。

人になにかをしてあげて、それに対する感謝を期待していることは、じぶんでじぶんを傷つけているようなものです。人間は本来恩知らずなのだ、ということが常に念頭に置いておいたほうがいいです。そうしたほうが、恩知らずに腹を立てている間の無駄な時間を使わずに済みます。

【きょうの料理】

豚スペアリブ大根です。作り方はブリ大根とまったく同じです。片栗粉をまぶした豚スペアリブをオリーブオイルをあたためたフライパンでこんがりと焼いて取り出します。空いたフライパンにお酒大さじ3、しょう油大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ1を入れて軽く煮詰めます。レンチンしてやわらかくなったいちょう切り大根を加えてたれをからめて、スペアリブを戻し入れてさらにたれをからめます。火を止めてふたをして、そのまましばらく放置して味をなじませればできあがり。
大根がしみしみでとってもいけます。ごはんがより美味しくいただけます。

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