所長のブログ 岡田隆行税理士事務所

ありがとうございます。相続税に特化した税理士事務所

Home » 税理士独立開業 » ひとり税理士のメリット » 雇われないことは、決定権を維持するということ

雇われないことは、決定権を維持するということ

calendar

reload

雇われないことは、決定権を維持するということ

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

そういえば昨日が税理士開業から3年を経過する日でした。まわりのみなさんのおかげで、大変ありがたいことに、雇われずに生活できています。

☞ カテゴリー ひとり税理士のメリット

Road

雇われることによるデメリット

まったく顔の広くない私ですが、これまでに何度か他の税理士事務所から、所属の税理士にならないかとお話しをいただいたことがあります。そのお話しを受け入れれば、毎月安定した収入を得られるようになります。

ただし、所属税理士になるということは、その事務所に所属するという事であり、基本的にその事務所へ通わなければなりません。

それに、事務所の人数の多い少ないはあるにせよ、人がいるのですからそこには人間関係が生まれます。人間の悩みのほとんどは、人間関係から発生しているそうです。悩みはあらゆる体の不調の根源になりますから、できることなら避けたいものです。

人生の満足度や幸福度なるものは、収入が多ければ多いほど高くなるのでしょうか。決してそんなことはなくて、年収が800万円までは、満足度は年収に比例して上昇していき、年収が800万円を超えてしまうと、満足度はあまり上昇しなくなってしまうそうです。

では、何が人生の満足度を上昇させるのでしょうか。それは、自分が決定権を持っているかどうかということだそうです。

決定権を持つこと

先日オーディオブックオーディブルで聴いた「世界のニュースを日本人は何も知らない」(谷本真由美著、ワニブックス)で人生の満足度についての記述がありました。

人生の満足度が高い職業に、英国の配管工が挙げられていました。英国の配管工は自営業者が多く、専門的な技能をもつ職人は仕事の決定権を握っており自由が効く仕事なのだとか。決定権を持つことが人生の満足度を上げているのです。

開業ひとり税理士は仕事の決定権を握っています。責任についてもすべて自分が負わなければなりません。ただ、自分がやったことの責任なので、仕様がないと諦めがつきます。

所属税理士になれば、税理士としての責任はもちろん負わなければなりません。さらに、事務所のメンバーの誰かの責任も負わなければならないかも知れません。

安定した収入と引き換えに、お金よりも大切な決定権を奪われて、責任はより重いものとなる。そう考えると、安定した収入はなくても、今のままの自由を享受していたいと私は考えています。

【きょうの料理】

豚こまで親子丼風です。フライパンで先に豚こま肉に火を通して、取り出しておき、櫛切り玉ねぎをやや焦がしつつ火を入れます。出汁と醤油・みりん・酒・砂糖で味付けして肉を戻し入れて、すりおろした長芋入りの溶き玉子をながし入れ、蓋をして蒸らして玉子に火を通す。

親子丼の玉ねぎは煮るもんだ!と日本食の大家はおっしゃるかも知れませんが、これはこれで美味しいくいただけます。

oyakodon
PAGE TOP