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将来のビジョンを持つことは必須なのか?税理士独立開業

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将来のビジョンを持つことは必須なのか?税理士独立開業

当ブログをご覧いただきありがとうございます。相続税専門の税理士の岡田隆行(okatakatax.com)です。

従業員をどんどん雇って、顧問先を増やし業務も拡大している税理士事務所があります。そういった事務所の代表者の先生は、税理士であり経営者でもあります。経営者として、経営の勉強をしていて、将来の明確なビジョンを持っているようです。そういった事務所の経営者兼税理士の先生は、いつもとても忙しそうですが、快活でやる気にあふれています。

vision

ひとり税理士ビジョン

一方、私のようにフリーランスのひとり税理士は、将来のビジョンというものを持つべきなのか考えることがあります。

私は2級のファイナンシャルプランニング技能士でもありますが、税務署を退職したのち、税理士となって以降は自分のファイナンシャルプランニングを組んでいません。

今年で55歳になりますが、10年後、15年後にどんな生活をしたいか等、あまり真剣に考えたことがありません。

なんとか生活はして行けるだろうな、くらいにしか考えていないのが現状です。

将来のことをそんなに詳細に決めてしまっても、それこそ明日交通事故に遭って死んでしまうかも知れません。そんなこと言っていたら何もできなくなってしまいます。

それでも、将来のことを想像して思い描くことで、その未来が現実のものになるというのはあると思います。

思うのが先決、なにも考えていないことは、決して現実化しないとも言います。

自分が死ぬ時から逆算して考える

以前受けた今井孝先生のセミナーのなかのワークで、「自分の死ぬところから逆算して考える」というものがありました。

自分が何歳まで生きるのかは神のみぞ知ることで分かりませんが、それでも設定して考えてみるというワークです。

たとえば、80歳で自分は亡くなると設定します。その亡くなる場所はどこで、亡くなる前の5年間は誰と生活していたいか。さらにその前の5年間はどこで誰と暮らしたいか。仕事はしているのか。年金暮らしなのか。更にその前の5年間は・・と考えてゆくとすぐに今の年齢になってしまいます。

私の年齢からすれば、あと何年間、税理士の仕事を続けられるかと言えば、15年から20年くらいでしょうか。15年で70歳、20年で75歳になります。今の時間経過の早さの感覚でいけば、10年くらいあっという間に過ぎてしまいそうです。

仕事をしなくなると、時間が余りすぎになってしまいます。ですから、75歳までは税理士の仕事を続ける。続けますが、今と同様に仕事をこなすことは、無理ですから出来る範囲でやってゆく。

場所は、現在よりももっと生活が至便な市街地に移転する。

車の運転はいつまで続けるか。運転免許は75歳で返納する。あと20年ですからもっともっと自動車を楽しまなければいけませんね。

今日このブログを書き始めた時には、ひとり税理士には将来のビジョンはいらないのではないかという意味のものを書こうと考えていたのです。しかし書いているうちに、仕事・生活全般のおおまかなビジョンは描いていた方が、今後生きていくうえでの迷いが減る。

あたりまえのことに、あらためて気がつきました。文字に、書き出してみることは発見があって面白いことです。

【きょうの仕事】

顧問先で相続案件の指導のようなことを。人に伝えることは難しいといつも感じます。

【きょうのスイーツ】

ヨーグルトチーズケーキです。市販のプレーンヨーグルト1パックと玉子2個、ホットケーキミックス160g、砂糖大さじ3、バター20gをよく混ぜて型に入れ、180℃に予熱したオーブンで40分間焼きます。ヨーグルトの水切りをよくした方が、チーズ感覚が増し、生地が軽く仕上がるようです。

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